(財)和敬塾タワー

建設地:東京都文京区
用途:本館への階段
施工:小俣建設工業
敷地面積:21,634.31㎡
建築面積:16.66㎡
延べ面積:48.18㎡
構造規模:鉄筋コンクリート造/地上2階

東京都文化財旧細川侯爵邸の改修公開に合わせ、その最上階のホールへの動線として計画された階段塔である。侯爵邸が現在の建築基準法に適合しないため増築扱いにできないので、ブリッジは邸とタワー双方から片持ち出しで軒先線で分かれ別の建物になっている。文化財に機能付加する類似の施設は、後年の混乱を嫌って安普請のなんの特徴もないデザインになっていることが多いが、文化財部分との不調和をおこしていると感じていた。この階段塔は、前向きに必要なものと考え、例えば細川侯爵から依頼を受けたらこう提案したいという思いで設計した。 円弧の部分を二つ合わせた形状で、らせん階段はスリットの部分で踏面が少し大きくなるようになっている。

写真撮影:AtelierY