JJR-2講堂棟 現場記録①

都内某学校内の講堂棟の耐震補強工事です。

学校の夏休みを利用しての工事です。
昭和初期竣工の木造一部2階建ての建物です。
鉄骨補強と既存壁の耐震壁補強の工事になります。

7/1〜着工しており着工から現在までの状況についてご紹介します。

着工しまずは解体。仕上げを開いて下地を見ると後から補修した跡や元々別の箇所に使われていた部材が使われていたりと竣工後70年近くが経った建物の歴史が垣間見えます。古い石炭ストーブなども倉庫から出てきました。

中央の空間が柱4本のみなので鉄骨で補強を行います。なるべく既存の雰囲気、意匠を崩さないように柱は既存の柱に合わせて建て、小屋裏内で梁やブレースなどの鉄骨補強を行っています。

お盆も終わり残り2週間。竣工まで随時更新していきます。

2010.08.13 コジマ