都内某学校内の体操館棟の耐震補強工事です。
講堂棟と同じく学校の夏休みを利用しての工事です。
昭和初期竣工の木造一部2階建ての建物ですが、講堂棟と違って一度大規模な改修工事を行っています。
鉄骨補強と既存壁の耐震壁補強の工事になります。
7/1〜着工しており着工から現在までの状況についてご紹介します。
講堂棟と違って大規模な改修を行っているためか下地の状況は良いようです。しかし、土台、柱、梁と材寸がバラバラなため耐震壁の補強のためには調整が必要です。
中央の空間は平面が半円状になっており半円部分は全て開口部。柱以外の壁面はほとんどないため鉄骨での補強を行います。
下地から仕上げまでの空間の余裕もほとんどないので鉄骨を隠すため仕上げを室内側にふかしていきます。
こちらも残り2週間。こちらは職員室があるので先生方の引っ越しまでに部分的に終わらせていかなくてはいけません。
2010.08.13 コジマ